ドライマットを使用した畦畔と法面の保護

2024年7月1日

ドライマット製造メンバーによる施工シリーズ Vol.9

早いもので、前回投稿してから1年近くたってしまいました。

と、云うのは 簡単に言えば最近出荷量の増加に伴って、施工する時間がありませんでした。

そんな中2年前に作っていた、製品としては出荷出来ない在庫が約40~50本ありましたので

これを使って、弊社所有の駐車場に敷設しました。

この駐車場は池に隣接している場所で、2022年に防草目的で施工した「施工シリーズ Vol.3」の続きにもなります。

左に見える道路側に前回のマットが貼ってあります。

青い車を中心に、反対から撮影。駐車場なので、年に2~3回草刈をしています。

草刈完了。刈っただけで丸1日を費やしました。次の日、刈った草を集めて処分

前回貼ったマットが顔を出しました。上から覆いかぶさるように草が生い茂っていましたが、道路には到達してなかったです。(アスファルトとコンクリート側溝の間からは生えていましたが・・・)

まずは西側。前回貼ったマット上部分の法面になります。写真に写っているのはTypeFWと云いまして、従来のドライマット両端に初めからマルチシートを取り付けている防草特化型タイプ。通称「羽根つき」と云います。防草効果が格段に上がり、施工性も良いため、最近人気が出始めてます。

次々に貼っていきます。この法面での敷設量は約220㎡になります。敷設期間1日。

上部分です。一番天端部は横張りしてマットの下に水が侵入しづらいよう敷設しています。

次は南(池)側の畦畔です。

草で隠れていますが、左側に池、正面の奥側が先ほどの法面です。

羽根つきが無くなったので、通常タイプ「TypeF」の下に農業用のマルチシートを敷いて防草効果を得ようとしました。防草効果は高まりますが、わずかな風でめくれ上がるため、施工性がダウンした事は否めないです。

完成しました。だいたい118㎡分です。畦畔(と言っていいのか?)を覆うように貼りましたので、駐車場側に草が来ることは、もうないでしょう。草刈が平面だけになったので相当楽になります。

上から見た写真です。これにて完了!

北側法面

施工日:2024年5月16日

施工量:220.8㎡

協力:AC設備(宇部市妻崎開作にある水道工事(水回り全般)の修理・メンテナンスを手掛ける会社様)     

西側畦畔

施工日:2024年5月21日

施工量:118.2㎡

暑い中お疲れさまでした!!