舗装版切断水の産業廃棄物中間処理 設置型脱水ろ過処理装置
道路カッター等による舗装版切断作業に伴う排水の脱水ろ過リサイクル処理システム
「ミズコシタロウ MTDCシリーズ」は、道路カッター等による舗装版切断作業時の排水(切断水)を、化学薬品を使用せず、高分子マイクロフィルターを使用して物理的に脱水・ろ過処理をする脱水機を利用した脱水施設です。ろ過水は切断用冷却水として再利用できます。
中間脱水処理施設(貯泥水タンク地上設置型)
脱水施設 MTDC-1
特徴
- 切断水のリサイクル使用が可能
- 化学薬品を使わないので余分なコストがかからない
- 汚泥の脱水・減容化による産業廃棄物量(処理費用)の削減
工事終了後
工事終了後事務所へ帰り、MTCシリーズ内の切断水を切断水貯泥水用タンクへ排出します。
切断水貯泥水用タンクへ排出
化学薬品を使用しません
化学薬品を使用せず、高分子マイクロフィルターでろ過処理するので薬剤管理が不要です。薬剤に時間やお金をかける心配がありません。
脱水機
産廃処分量を削減
工事終了後に事務所へ持ち帰り、脱水機(MTDC-1)で切断水を汚泥と水に分離します。分離後の汚泥は含水率30~50%程度まで脱水され、最終処分量を削減することができます。
脱水された汚泥
ろ過水は切断水として再利用
ろ過水は貯水タンクへ貯められ、翌日の工事現場出発前にリサイクルタンク(MTC-Ⅰ)へ切断冷却水用に給水します。
ろ過水給水状況
仕様
長時間の現場に効果を発揮(MTCシリーズとの併用)
切断距離が長い現場等の長時間切断作業を行う現場では従来、切断水の回収水タンクが一杯になると切断作業を中断して産廃処分場へ処分しなければなりませんでした。
MTCシリーズを使用すれば切断水をその場で脱水・ろ過し切断水として再利用できるので終日切断工事を実施できます。
従来工法との比較