送電鉄塔巡視路の豪雨対策(雨で固まるマットの販売開始)
送電鉄塔巡視路の豪雨対策(雨で固まるマットの販売開始)
全国各地の送電鉄塔の大半は高度経済成長期に建設されたものでそれらは、ここ数年で築60年を迎えようとしている。
鉄塔巡視路は近隣住民の生活道路を兼ね手入れされてきたが、山間部利用人口の減少で荒廃がすすんでいる。
送電線の鉄塔を支える巡視路(鉄塔管理道)の豪雨崩壊対策として、路面・法面の保全対策をテーマに新技術・製品のご紹介をします。
送電鉄塔巡視路(管理道)の被覆材の誕生
路面・法面排水の重要性
関連カテゴリ
土砂災害対策
法面崩壊対策
集中豪雨対策
表層崩壊対策
深層崩壊対策
洪水氾濫対策
砂防対策
鉄塔基礎保全
鉄塔巡視路保全
鉄塔管理道保全
法面保全対策
浸食防止対策
送電鉄塔は山頂近くや小高い山腹に設置されていることが多く、ふもとの車道から斜面を山頂に向かって曲折を繰り返しながら鉄塔巡視路が整備されています。
谷筋に沿って古い道のようなところを通り、概に木々に覆われ最近では人の通った形跡は無いような場所も多く、近年の集中豪雨の被害が増える要因となっています。
防草シートではない「防草マット」とは!
雨でじわじわ硬化する「ギプスのような」地表面の保護「ドライマット」です。
Q:どこに使うの?
A:道路脇の法面などに適しています。
これは台風や豪雨によって法面の土が流され崩れるのを抑える為です。雑草が枯れて地肌がむき出しになった場所は雨水が集まり下る通り道となり、表層土も一緒に流れてしまい法面崩壊の原因となるからです。
Q:防草シートと同じでは?
A:防草シート材料とセメントモルタル材料が合体した製品で防草シートより価格は高いですが、性能が根本的に違います。 一度施工すれば相当長期間固まって強風豪雨でも強度が高いので、トータルのコストでは比較的安くなると思います。
Q:水路にも使える?
A:ギプスのように固まると水を通さないので、素掘り水路の表面を固めて長期間保護します。又、雑草を強力に押えるので、草刈の労力から解放されます。
特殊セメントを複合しており、排水機能と崩壊防止機能の両方を見込むことが出来ます。
曲がった状態でも硬化するため、排水溝等を形成することが出来ます
Q:なぜじわじわ固まるの?
A:マットの中に「特殊セメント」が入っているから、雨水が浸透すると固くなっていくように工夫されています。
法面保全対策
施工時の敷設の方法もご支援します。
クリアーシステム株式会社
0836 - 21 - 5252